滑走路

あふれる才能を遺し、突然この世を去った歌人・萩原慎一郎による「歌集　滑走路」。あとがきを入稿した翌月、32歳の若さで命を絶ち、デビュー作にして遺作となった一冊の歌集が映画化された。
原作歌集をモチーフにオリジナルストーリーとして紡がれる本作。数々の話題作に出演する水川あさみが扮する翠（みどり）、実力派俳優として活躍目覚ましい浅香航大扮する若手官僚・鷹野（たかの）、そして新人・寄川歌太が扮する中学二年生の学級委員長。それぞれ“心の叫び”を抱えて生きる3人の人生が、やがて交錯していく―。非正規、いじめ、過労、キャリア、自死、家族―現代を生きる若い世代が抱える不安や葛藤、それでもなお希望を求めてもがき生きる姿を鮮烈に描き出す。

スパイの妻

1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。別の顔を持ち始めた夫への愛が妻・聡子を突き動かしていく−。

きみの瞳が問いかけている

目は不自由だが明るく愛くるしい明香里と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁。ある日、明香里の告白を聞いた塁は、あまりに残酷な運命の因果に気付いてしまっていた−。

星の子

大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れしてしまった新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きる−。芦田愛菜の堂々たる主演映画が誕生！

望み

一級建築士の石川一登は自らデザインした邸宅で、妻や子供たちと幸せな毎日を送っていた。高校生の息子が無断外泊した夜、同級生が殺害される事件が起きる。息子は事件への関与を疑われるが…。

宇宙でいちばんあかるい屋根

隣の大学生・亨に恋する14歳の少女・つばめ。つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が−。派手な装いの老婆・星ばあはキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだー」とはしゃいでいる。最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。

アニメーション映画 『思い、思われ、ふり、ふられ』

偶然出会った、全くタイプの違う朱里と由奈、朱里の義理の弟の理央と幼馴染の和臣は、同じマンションに住み、同じ学校に通う高校1年生。それぞれの思いは複雑に絡み合い、すれ違って…。

喜劇　愛妻物語

結婚して10年。いまだにうだつの上がらない脚本家の豪太と、トキメキを失って久しい妻のチカが、幼い娘と三人で旅に出た。豪太には、旅の間になんとしても達成したい、悲願のミッションがあった！

PG12

きかんしゃトーマス チャオ！ とんでうたってディスカバリー!!

ソドー島はトラブル続きで、トーマスたち蒸気機関車は大忙し！港でのピンチを切り抜けたあと、イタリアで仕事をすることになったトーマスは、「消えた機関車」の伝説に興味津々で…！？

水曜日が消えた

幼い頃の交通事故をきっかけに、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わる“7人の僕”。性格も個性も異なる7人は、不便ではあるが、平穏に暮らしていた。そんなある日、“火曜日”が朝目を覚ますと、周囲の様子がいつもと違うことに気付く。“水曜日の僕”が消えたのだ。知らないところで日常が変わっていく驚きと恐怖。残された“火曜日の僕”はどうなってしまうのか−。